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【バフェットの眼】2015_12_05 「株理論~あなたが儲からず僕が儲かる理由~」

【バフェットの眼】2015_12_05 「株理論~あなたが儲からず僕が儲かる理由~」

さて、以前紹介したように、私は最近「株式投資の未来」という
本を読みました。

この本は、世界一有名な投資家と言ってもいいウォーレンバフェットも
推奨している本です。

私はこの本の特に感銘を受けた部分は、
【人は過度に悲観的になるということ】
をデータで証明している点です。


過去50年の膨大な株式市場のデータを検証し、この本の
冒頭に書いてある、著者が最も伝えたいことの一つが、
【投資家はハイテク銘柄をはじめ新興銘柄を過大評価し、
これといって話題性のない業界の銘柄を無視する傾向がある。】
というものです。

「飛ぶ鳥を落とす勢いの新興企業、新興業界、新興国にかぎって、
リターンが極端に低い」のだ。

そう考えると、少子化アベノミクス失敗で海外投資家にも
見放されつつある日本株は、むしろ買い時に突入している
のではないか?

私は、その中でも、少子化で大きな影響を受ける企業を探し、
【あえて逆に】株を買うことで、収益性の高い企業を
割安で手に入れることができると考えた。

そんな業界あるだろうか??
もう潰れているか、もしくは統廃合を繰り返しているのではないのか?

これまでの私は、そんな疑念を持っていたし、調査する価値も
ないと思っていた。

しかし、「株式投資の未来」、「馬券裁判」など、
「期待値が少ないものに投資する価値」に気づいた私は、
むしろそれこそが必勝法なのだと思うようになっている。

もちろん、私のメルマガの題名が、「バフェットの眼」である通り、
バフェットの投資基準に合致するくらいのパフォーマンスを持って
いなければならない。

今日はそこら辺を基準として、全体的な印象で
過小評価されている業界や企業を探していきたいと思う。

続きを読む価値があるかどうか迷っている読者もいるかもしれないが、
ここで読むのをためらってもらっては、せっかくの有料読者に
損を与えることになるため、一言だけ断っておこう。

「私はその企業を見つけた。」

私の中では、投資家として新しい扉を開けたような気がしている。


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学んでいきます。

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国内、国外問いませんので、気になる方はバシバシ連絡ください。
(ただし、本当にやるかどうかは分かりませんw
ちなみにですが、私自身も株式投資を行いますので、このメルマガは
私の私による私のための企業分析でもあることをご理解くださいw)

それでは楽しんでいきましょう!

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1.今あえての日本株戦略
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私が「株式投資の未来」を読んでいて、衝撃的だったのはこのデータだ。

そのデータを紹介する前に読者に聞いてみたいことがある。

「我々は、1992年から2003年の間で、中国とブラジル、
どちらに投資したほうが儲かっただろうか?」

難しい質問だと思うので、ヒントを与えておこう。

中国経済は、1993年から急成長をし、GDPもこの年から11年間
平均9.3%の伸び率を記録した。

対するブラジルはどうだろう?
1999年に財政赤字が膨らんで、外貨準備金が足りなくなり、
通貨切り下げを余儀なくされ、さらには、汚職事件、
エネルギー危機など、問題は山積み。

1992年からの10年間でブラジル経済は22%しか成長しなかったのに対し、
中国経済は、166%成長したのだ。

結果は見えているだろう。

では、中国株とブラジル株に投資した場合のリターンを見てみよう。

中国株のリターンは-10%ので、
ブラジル株のリターンは、年率+15%だ。

おいおい、八木が書き間違えてるよ。
中国株とブラジル株の結果逆だろ?(笑)

という人がいると思うが、逆ではない。

圧倒的にブラジル株に投資したほうが儲かったのだ。

なぜかって?

「みんな中国が成長することを知ってて、
ブラジルが様々な危機に見舞われていたことを
知っていたからだ。」

つまり、
「投資家は、楽観的なニュースを過大評価し、
悲観的なニュースも過大評価する。」

ということだ。

我々は、この投資家の習性を利用し、個別企業だけでなく、
国に対しても、悲観的なニュースが出た時に、
積極的に買いに行かなければならない。

さて、ここで質問だ。

どの国が過小評価されているのだろう?

親切なことに、OECDという機関が世界各国の実質GDP成長率を
予測してくれている。

その予測によれば、

カナダ : 2.33%
フランス: 1.62%
ドイツ : 2.02%
イタリア: 1.4%
日本 : 0.53%
イギリス: 2.26%
アメリカ: 2.39%

出典:OECDホームページ:Domestic product
https://data.oecd.org/gdp/real-gdp-forecast.htm

さて、これまでの話を聞いて、あなたはどの国に投資すべきだろう。

これまでの文章を理解できた人は、日本株を選ぶんじゃないだろうか?

 

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2.どこのセクターを買うべきなのか?
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さて、日本が低成長の原因は、既にご存知だろう。

他国と比較しても、圧倒的な少子化率だ。

こんな状況では、子どもを対象とした事業は絶対に
うまく行かないだろう。

と、私もずっとそう思っていた。

しかし、現実はどうやらそうでもないようだ。

特に私が着目したのは、【教育業界】だ。

皆さんご存知の通り、日本は、急速な少子化に陥っている。

しかし、よく見てみると、意外にも減少割合は急激ではない。
団塊の世代が大量に退職し、年金の問題や、大量に寿命を迎えるため、
総人口は減少するが、最も塾に通うと思われる世代の人口(12歳~18歳)は、
意外にそこまで速い速度では減少しない。

2013年に出ている総務省統計局のデータを参照して、
12歳から18歳のデータのみを私が抜き出し、人口推移を調べてみた。
(もちろん、途中で死亡する人もいるが、それは統計に影響を
及ぼさないものとした。)

年   人数(千人)
2015 8180
2016 8086
2017 7947
2018 7829
2019 7721
2020 7628
2021 7523
2022 7449
2023 7417
2024 7400
2025 7381

12歳~18歳の10年後の子供の数は、既に出生しているので、
確度は低くないと考えられる。

これを見ると、10年間で818万人から7381万人に減少する。
10年で約10%程度の減少である。

個人的には、もっと早い速度で減少すると思っていたので、
正直な話、思ったよりもよさそうである。

もし、日本で子供関連の事業への株式投資が見放されているのだあれば、
どうやらチャンスはありそうである。

 

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3.分析すべき具体的な株式を検討しよう
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有料版にて公開しております。
http://www.mag2.com/m/0001595741.html

 

■編集後記

いやー、この視点で見ていくと、他にも分析したい株が
たくさん出てきましたね。

中国停滞の影響を受けている会社についても
積極的に買いを入れていきたいですね。

もちろん、中国はまだ火種がくすぶっていますので、
家事にならないよう、細心の注意が必要ですがね。

継続は力なり!
ダメでもともと(笑)

八木翼でした。

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