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なぜ八木翼はアベノミクスは失敗と断言するのか?

【バフェットの眼】2014_12_30 なぜ八木翼はアベノミクスは失敗と断言するのか?

さて、株価も暴落せず面白くありませんね。
そこで、バフェットの眼は、少し方向性を変えて、
日本の状況を絡めて、経済の本質的な状況について
考えていきたいと思います。

では、今の市場状況を考えていきましょう。

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学んでいきます。

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また、あくまで企業分析を通じて株式投資の学習をする
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この企業分析は私、八木翼の個人的な見解です。

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さて、これまでバフェットの眼では常時監視銘柄として、株価を
見てきたが、正直今は、株を買って得するような状態ではありません。

上がりすぎです。

今は投資を控え、皆さんには着々と力を温存しておいてほしいと思います。

そのため、株価と期待収益率を無駄にお伝えするのは、
止めにしようと思います。

もちろん、私は常時監視名がから眼を離すことはないので、
暴落した時はしっかり紹介します。

それよりも、今の経済の動向や、今後の予測。
さらには、経済の基礎知識などをじっくり見ていきたいと思います。

楽しみにしてた方は申し訳ないが、「安い!」と思った
際は、どんどん紹介していくので、ご了承いただきたいと思います。

【市場動向】
さて、今週注目すべきデータが発表されました。

それは11月の実質賃金の速報値です。

実質賃金は前年比4.3%減です。(厚生労働省11月速報値)

この実質賃金と言うのは、インフレなどを加味して、
計算した給与の額です。

本来であれば、日銀は、この値を上げなければいけないんですね。

この実質賃金-4.3%と言うのは過去数年で最悪の数値です。

消費税増税の影響は半年でなくなるとエコノミストたちは
解説していましたが、これは真っ赤な嘘であったことが
明らかになりました。

もちろん私も消費税の影響がこんなに大きいとは
思ってもみませんでした。

こんな状態であるならば、10%への消費税増税なんて
とてもできません。

なぜなら、需要が下がることが確定する市場に置いて、
設備投資なんてする企業はないからです。

今年の実質賃金の数字を見てみましょう。

年月   ポイント   前年比
26年1月 84.2 -1.8
2  81.8 -2.0
3  86.2 -1.3
4  83.3 -3.4
5  81.3 -3.8
6  133.3 -3.2
7  111.7 -1.7
8  82.6 -3.1
9  80.2 -3.0
10  80.8 -3.0
11(速報) 82.7 -4.3

見ていただいて分かるでしょうか?

消費税増税を実施した4月から、実質賃金の下落は
続いています。

もはや、日本で需要を発掘するのは厳しいように思います。
なぜなら、皆余裕がなくなっているのです。

さて、経済を好循環に導くのに必要なのは、間違いなく
所得の上昇です。

経済には、以下の3つの要素で構成されます。

1.生産力の成長
2.債務の短期的な周期
3.債務の長期的な周期

図に表すとこんな感じです。

 

|
G |   |
D |   | |
P |  | | | | ②
|   | | | | |
|  | | | | |
|  | | | |
|①| |
|-------------------
時間

これが、永遠と続きます。
ただし長期的には生産力の成長があるので、
一番初めの①が次は②の部分が始まり、徐々にGDP
増えていきます。

さて、生産力の成長はなんとなくわかると思います。
これが成長して行けば、たくさん作れて、たくさん消費されるので、
経済はうまく回っていくでしょう。

では、、債務の短期的、長期的な周期とはなんでしょうか?

短期的な周期は、いわゆる中央銀行金利の調整です。
中央銀行が今回のように、大規模な金融緩和を行えば、
通常は、産業は活性化し、元に戻ります。
これにより、債務は借りやすくなり、増大します。

また、日本では、もう何年も中央銀行金利を引き上げる
なんてことをしていないので、忘れてしまっているかもしれませんが、
景気がバブルのようになってきた時は、金利を上げて、
借金をさせにくくします。

これにより、債務の短期的な周期で経済は動いています。

さて、長期的な周期とは何でしょうか?
これは、人間の特性です。

人間は、周りの経済状況がいいと、つい調子に乗って、借金を
しすぎます。
株や土地が上がっているのを見ると、借金をしてでも
株や土地を買いたくなります。

もちろん、短期的には金融機関の調整が入るのですが、
長期的には、債務は所得よりも速いスピードで上昇するのです。

そうなれば、おのずと債務は積み重なっていき、
最終的には返せなくなりクラッシュします。

これが債務の長期的な周期です。

では、日本は今何を直すべきなのでしょうか?
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■今日の気になるニュース

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3位 誰がための円安か ~「富める者」が景況感の悪化を感じる経済
http://blogos.com/outline/101942/

この理解が当然ですね。
トヨタの景況感が悪化しているとは。。。
これはやはりアベノミクスは失敗ですね。

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2位 現在の世界経済はロシアがデフォルトした1998年に酷似している
http://markethack.net/archives/51947060.html

うん、私もドル高堅持だと思います。
米株投資はやめない、むしろ増やす方が賢明でしょう。
来週あたり面白そうな株を分析したいと思います。

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【NEW】1位 運用資産15兆円のカリスマ投資家レイ・ダリオ氏が語る
「30分でわかる経済の仕組み」全文文字起こし
http://konoyono.hateblo.jp/entry/How_TheEconomicMachine_Works

今日の記事を書くのに大いに参考にさせてもらいました。
経済と言うものがどのように動いているのか。
全ては「クレジット」ですね。

 

■編集後記
そいえば、STAP細胞はやはり偽物でしたね。
未だに小保方さんを擁護する人がいますが、
あれは本当にどうかと思いますよね。。。

たぶん、あの方を擁護する人は、科学に携わったことが
ない人だと思います。

それこそひどいことをしていますよ。
彼女は。

継続は力なり!
ダメでもともと(笑)

八木翼でした。

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