委員会、プライマリーバランス黒字化するってよ。
プライマリーバランスの黒字化が本格化しそうですねー。。。
消費税も増やしましたし。
増税は大した影響がないなんて言ってる方は、日本人を
相手にしていない方が多いのではないでしょうか?
この影響は、甚大だと思います。
ちなみに、日本経済が今後も継続して景気回復する可能性は、
かなり低いでしょう。
もちろん、企業が賃金を上げたり、ボーナスを引き上げたりして、
個人消費はある程度改善するかもしれませんが、根本的な
景気の回復に必要なのは、間違いなく、企業の設備投資です。
しかし、消費税を引き上げた今、消費が低迷する
かもしれないという恐れから企業はいまいち積極的に投資できません。
そもそも消費税って何のために増やしたのでしょうか?
一見すると、今回の増税で政府は財源が増えたと考えるでしょうが、
これがそうでもありません。
年収600万円の家庭があるとします。
1年に100万円貯金していて、年間に50万円消費税を
払っているとしましょう。
そうすると、450万円を何らかの形で消費しているわけですね。
ここで今回消費税の増税がありました。
5%から8%に上昇しましたので、支払う消費税の額は、
(50万円/105)×108 = 約51万4000円
というわけで、1万4000円支払う消費税が増えました。
さて、この1万4000円はどこから出るでしょう?
消費を減らすという手もありますが、安倍政権
によれば、そうはならないと。
だって、景気は悪くならないからw
ではどこが減るのか?
それはもちろん貯金です。
今まで100万円していた貯金が1万4000円減って、
98万6000円になってしまうのです。
さて、これまで増え続ける国債って、いったい誰が買ってくれてい
いたのでしょうか?
それは、国民です。
国民が銀行に預金したお金を、銀行がそのまま国債を
買うのに使っていたのです。
今回、預金が減ってしまったので、国債の購入も
減少します。
確かに借金が減る分、金利が減ることになりますが、
国債を購入してくれる人が減るため、
高くなってしまいます。
そう考えると、これ意味ないですw
もちろん、これが、国債の購入を海外に頼っている
アメリカとかであれば、自国の国債をファイナンスするために
必要な政策ですが、日本にとっては、国内で財源をぐるぐる
回しただけですね。